2015年2月11日水曜日

Linux版窓使いの憂鬱で新下駄配列を使う

Linuxで新下駄配列が使えないかなと思っていろいろ調べた結果、新下駄配列を使うことができたので報告します。
私の場合、VirtualBoxを使った仮想環境でLinuxを使っています。
使用しているディストリビューションは、linuxBean。
日本語入力環境は、fcitx-mozcです。
他のディストリビューションや日本語入力環境でも、Linux版窓使いの憂鬱が使えれば多分大丈夫じゃないかとおもいます。
109キーボードの使用を前提としていますので、104キーボードを使っている方は適宜ご自分の環境に合わせて変更してください。





1.Linux版窓使いの憂鬱をインストール

Linux版窓使いの憂鬱を使って配列の変更をします。
ただ、このLinux版窓使いの憂鬱をインストールするのに苦労しました。
おまけにWindows版を使った事も無いので、設定ファイルの内容がちんぷんかんぷん。
実を言うとインストールしてから2ヶ月放置してました。

インストールの際はこちらのページを参考にしました。
Ubuntu 14.04にMozcと窓使いの憂鬱をインストールする - Symfoware

ただ、linuxBeanのライブラリの場所がUbuntuとは違っているらしく、boost-lib dirのパスを指定する際に、 /usr/lib/x86_64-linux-gnu ではなく、 /usr/lib/i386-linux-gnu を指定しました。

$ ./configure --with-boost-libdir=/usr/lib/i386-linux-gnu/



2.ホームディレクトリに .mayu を作成

配列変更の内容を記入する .mayu という名前のファイルを作成します。
ホームディレクトリとは、 /home/(ユーザー名) のフォルダのことです。



3. Sin-Geta.nodoka の内容を .mayu にコピー

新下駄配列の作者であるkouyさんのブログから、のどか用の設定ファイルの Sin-Geta.nodoka をダウンロードして、内容をそのまま .mayu にコピーします。

(配布場所)
新下駄配列を作りました : ローマ字入力でもなく、かな入力でもなく



4.日本語のキー名をアルファベット表記に直す

以下、 .mayu 内の記述を変更していきます。

Linux版窓使いの憂鬱では日本語のキー名が使えないので、アルファベット表記に直します。
修正が必要なのは以下の3つです。
無変換 → Muhenkan
変換  → Henkan
   → Left



5.キーシーケンスのひらがな表記をアルファベット表記に直す

キーシーケンスの名前も念のためアルファベット表記に直しておきます。
テキストエディタのすべて置換の機能を使うと便利です。
(例)
$あ   → $_a
$ゃ   → $_lya
$「   → $_hidarikagi
$いち  → $one
$ブラ始 → $LeftSquareBracket
キーシーケンスの名前は何でも良いのですが、かな入力のキーシーケンスの名前とロックキーのキーシーケンスの名前の中に同じ名前が無いようにしてください。



6.元となるキーの定義を Linux109.mayu に設定する

8行目の記述を以下のとおり変更します。

(変更前)
include "109.nodoka"

(変更後)
include "Linux109.mayu"

Linux109.mayu は /usr/local/share/mayu 内にありますので、必要があれば内容を確認してください。



7.日本語配列と英数配列の切替キーの設定

Linux版窓使いの憂鬱では、IL-、IC-、KL-といった日本語入力の状況に応じた設定の切替が機能しないようです。
そこで、Lock6(L6-)を使って日本語配列と英数配列が切り替わるようにします。
半角全角でIMEのON/OFFの切替と一緒にLock6を切り替えるようにします。
また、ソフトウェアのフォーカスが切り替わった際に、IMEはONだけどLock6はOFF、あるいはIMEはOFFだけどLock6はONという状況が発生する場合があります。。
この対応として、左WindowsキーでLock6のみを切り替えられるようにしておきます。

具体的には156行目の記述を以下のとおり変更します。

(変更前)
key IL- IJ- *IC- =

(変更後)
key HankakuZenkaku = HankakuZenkaku &Toggle(Lock6)

key *L6- =
mod !!windows
key W- LeftWindows = &Toggle(Lock6)

key L6- =

このやり方は、次のページを参考にさせていただきました。
Ubuntu で 窓使いの憂鬱 を使う ( UNIX ) - りょうたのパソコン備忘録 - Yahoo!ブログ




8.Linux版窓使いの憂鬱の起動

ターミナル(linuxBeanの場合はXfce Terminal)を立ち上げて、 sudo mayu と入力します。
$ sudo mayu

そうすると管理者のパスワードを聞いてくるので、パスワードを入力します。
successfully loaded と表示されれば正常に起動しています。
実際に新下駄配列が使えているか確認してください。

参考にしたリンク先ではターミナルを閉じれば、Linux版窓使いの憂鬱も終了すると書いてありましたが、私の環境では終了されません。
タスクマネージャーからプロセスを強制終了させようとしてもできないのです。
なので、Linux版窓使いの憂鬱を終了させたいときは、1回シャットダウンをしています。

うーん・・・。これって常用するのにどうなんでしょう?

1 件のコメント:

  1. sudo kill すればいいのでは?
    rootのプロセスをタスクマネージャーから落とせない状況に見えます。
    タスクマネージャーをsudo付けて起動でもイケるかも。

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